バックヤードランプという言葉をよく耳にしますね。その名の通り、バックヤード=裏庭に日曜大工レベルの技術力で製作された
小規模なランプのことで、だいたいこの手のランプというのは、近所の連中が集まってワイワイと和やかにセッションすると相場は
決まっています。
ところが先日のゴールデンウィーク中の茨城県EFFORTにおいて、本来和やかであるべきバックヤードに出現したのは、致命的なダ
メージの危険性もあるモンスターセクション、ループでした。牧歌的情緒漂う
畑に囲まれた一般住宅の裏庭に現れたループというリーサル・ウェポンは、まるで小学生のランドセルの中からトカレフが発見されたかのような違和感と衝撃
を見る者に与えます。

まだ世界で10数人しか成功していないような難易度最高級セクシ
ョンへのチャレンジが、一見なんの変哲もない一軒屋の裏庭で行われたと
いう事実は、しがない化学の教師が原子力発電所からプルトニウムを盗み出し原爆を作って国家を脅迫するというジュリー主演の映画
「太陽を盗んだ男」にも通じるものを感じさせます。世界レベルの影響力を生み出す可能性は日常に転がっているということですね。
まあ、原発に侵入するなどということは日常とはいえませんが。ジュリー扮する化学教師が何を求めてそのような行動を起こしたのかな
どという細かいストーリーは失念してしまいましたが、菅原文太が刑事役で出演してたこと、あとジュリーがレゲエ・ミュージックを爆音
で聴き狂ったように踊りながらプルトニウムを化合するシーン(だったと思います)がとてもかっこよかったことだ
けは記憶に残っています。
さて、製作者の馬目陽太をはじめとする数名の猛者達によるループ・チャレンジ2008は、ゴールデンウィークの間続いたようです。
気になる結果については、本日2008年5月9日現在もチャレンジは継続中とだけお伝えしておきましょう。この挑戦が終わりを告げる
のは、チャレンジャー達の心が折れたときか、EFFORT近辺のお母さん方からの子供達がループを滑り台の代わりにして遊んで危ない
という苦情が激化したときのいずれかでしょう。馬目陽太の限界を追求する姿勢とその行動力には、今後も声援を送りたいと思います。
|